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1879年11月7日~1940年8月21日(満60歳没) |
政治に絡むと、それだけ人生は複雑になる気がします。
そんなことを思わせてくれるのが、レフ・トロツキー。
ロシア十月革命における指導者の1人であり、ソ連共産党政治局員でもありました。
政策を巡って様々な対立を起こした彼ですが、敗れてしまい生まれの国から国外追放をされてしまいます。
パッと見で言うと失礼な言い方ですが、何だか狂気を感じる人物です。
レフ・トロツキーの指導者としての話で、「戦闘中に逃げた部隊の10人に一人を銃殺するよう命じた。」があります。
相手の心理に恐怖を植え付けるやり方ですね。(ㅎ-ㅎ;)
レフ・トロツキーは、国外追放をされても尚、反ソ連について活動を続けます。
命が狙われる危険があるにも関わらず、屈強な精神力。
政治に人生を捧げてますね・・・!
今の時代とは違い、昔の反対派である以上、ただではすみません。
粛清対象として、息子であるレフ・セドフは留学中に暗殺されてしまい、それに警戒したレフ・トロツキーは強固な家に隠居します。
窓には鉄格子、分厚い鉄の扉。
しかし、スターリンが手配した暗殺者により、ピッケルで後頭部を打ち砕かれて生涯を終えます。
息子が暗殺されて、自身も暗殺されてしまうのは悲劇の終わり方ですね。
昔の政治というのは、改革をするなら命をかけてやらなければならなかったと考えさせられます。
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